真面目を突き抜けたサムライブログ
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広島テナントサービスを運営する
有限会社ネクストライ
不動産事業部長の『本物の不動産屋日記』


家賃確認のお客さん
やっぱり滞納でした
で、その続きのお話です
ご入居者さんの中には
何か勘違いされてる方がいらっしゃいます。
何かのご用でご連絡をいただいた際
その用件が終わった直後に
『それと◯◯が壊れてます。』
『普通に使ってたんですけど・・・』
賃貸借物件の不具合の連絡を
ついででお伝えいただくわけです。
上記の会話、よくあるパターンなんです。
では、どこが問題なのか❓
まず、不具合の連絡は
何かのついでに連絡いただくものではありません。
気がついた際、直ちに連絡いただくものなんです。
気づいていたけど放っておいた。
その放っておいたことが原因で
修理が交換になってしまうとか
よくあることなんです。
気づいていながら連絡を怠った。
これは厳密にいえば契約違反に該当します。
『善管注意義務』違反となります。
賃借人さんにはこの善管注意が義務付けられてるんです。
ですからついでに伝える話ではなく
それ事態をすぐに伝えていただかなければならない。
と、こういうことなんです。
それと、『普通に使ってたけど・・・』って
そもそも普通ってなんなんでしょうか❓
賃借人さんの中での普通なんですよね。
まぁ、不具合個所は修理しないといけません。
その際、賃借人ご自身が金銭を負担したく無いから
そのような発言になるのだと思います。
私たち不動産屋は念のため
その不具合が賃借人さんの責めである場合
修理費用は賃借人さんにご負担いただきます。
ってお伝えします。
それは現場を見れば粗方わかるようなものなんです。
しかし、修理費用が賃借人さんのご負担になる可能性があると
お伝えすると突然、
じゃ修理はいいですって言われる
賃借人さんもいらっしゃいます。
どこまでも金銭を惜しむんですね。
でもね、ここで修理してなきゃ
解約・退去時も当然不具合のままです。
当然原状回復工事費に含まれてきます。
結局は賃借人さんのご負担になるわけです。
それなら1日も早く修理して
快適に暮らせる方が良いと思いませんか❓
私たちは何でもかんでも賃借人さんに負担させようなんて
これっぽっちも考えていません。
その修理費用はこうだから賃貸人さん負担
こうだから賃借人さん負担って
理路整然と負担先を振り分けているんです。
ですから不具合連絡を放置して
それが原因になると賃借人さんの
負担も増えてくるってことなんです。
そろそろ、自分の責任は自分で取る。
そんな気持ちで生活しませんか❓
そうできれば躊躇なく連絡はできると思います。
じゃ、またあした。